趣味のはなし。

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れんげ荘物語

れんげ荘 (ハルキ文庫 む 2-3)

れんげ荘 (ハルキ文庫 む 2-3)

立て続けに2冊読みました。

そういえば、先日読んだ「母性/湊かなえ」「聲の形/大今良時」そして今読んでる「永遠の出口/森絵都」、そしてこの「れんげ荘」。すべてにおいて形は違えど、ものがたりに母親が登場しているのですが、どの母親もこんなに鬱陶しいそんざいなのかとうんざりするものばかりでした。

この「れんげ荘」の主人公は母親との生活に辟易し、そのまま続けていれば多額の退職金を得られるような有名広告代理店につとめておりながら四十五歳にして早期退職、ふるい安アパート「れんげ荘」に住むお話。
月々の収入は十万円の貯金生活。

でもけっしてケチケチした貧しい生活ではなく、よけいなモノはもたない。シンプルな生活で私にはとても魅力的にうつりました。

たしかにキョウコのような生活あこがれるけど、実際はきっとなにもしないことに対してなにかしなきゃという気持ちに襲われるように思います。だから簡単なようで簡単ではない。
人間て生きがいがないとどんどん暗いほうに考えてしまう生き物だからきっと不安な気持ちも出てくるだろうと思います。

とはいえ、素敵な隣人クマガイさんやまわりのひとがあたたかく、たしかにここでなら暮らしていけそうという気持ちにさせられます。



そして「はたらかないの‐れんげ荘物語」は「れんげ荘」の続編のはなし。
あらたな登場人物として長身モデル体型の若い女性チユキさんが引っ越してきます。
このチユキさんがまた素敵な人なのです。
若いのに苦労しているからかとても大人な女性で。すっかり虜になっちゃいました。


そうそう、あまり物語とは直接関係ないのですが、この小説の中で手ぬぐい(かまわぬ)が出てきたのが心に残ってます。
というのも最近お店で手ぬぐいを見るとつい欲しくなっちゃうんですよね。

「鎌」「輪っか」「ぬ」で かまわぬ か~
洒落てるなあ。ひとつ勉強になりました。

かまわぬの手ぬぐい使い方手帖

かまわぬの手ぬぐい使い方手帖

かまわぬ手ぬぐい百科

かまわぬ手ぬぐい百科

この間道後に遊びに行ったときもふらりと入ったお店でお洒落でどこか懐かしい柄の手ぬぐいがたくさんありました。
かわいすぎて選べずそのときは買わなかったのですが、いろいろ買い揃えてみたいなーと思いました。