夏雪ランデブー
OP曲だけで泣いちゃいます。
島尾くんの気持ちすぎる…
好きなアニメ聞かれたら、ハチミツとクローバー、四月は君の嘘に続いてこれをあげたいと思います。
それくらい世界観が好きです。
「夏雪ランデブー」
natsuyuki.tv
ファンタジー要素もあり、とても美しい作品でした。
また、プレスコという方法なので演じてる声優さんの演技で作られてるので間やリズムがリアルだったように思います。
年下の男の子に言い寄られ、年甲斐もなく舞い上がってしまう六花。
決して器用ではないがまっすぐに愛を伝える葉月。
そして、六花を大切に思うあまり六花から離れられずにいる島尾。
どのキャラの気持ちも痛いほどわかるだけにつらかったです。
「六花ちゃんの右側は僕の定位置だったのに…」この島尾のセリフがとても突き刺さりました。
もう愛する人に触れることができない。そばにいても気づいてもらえない。
幽霊ゆえのもだかしさがつらいです。
そして葉月の「だから、つまり、たとえば、俺と、浮気するとかね?」「生涯2番手でもいいんです」セリフ。
旦那は死んでるんだから奪ってしまえばいいのに…旦那の存在をも受け入れての言葉(まぁ葉月には島尾が見えてるので当然なのかもしれませんが)葉月っていい子なんだなーと感じました。
六花のとまどい、揺れ動く気持ちは女性としてとても気持ちがわかりました。
ただ、島尾が六花を連れて行こうとしたとき、六花が受け入れそうだったのはなんだか悲しかったです。
ラストに向けてとてもドキドキさせられ先が先が気になって、どんどん見ちゃったんだけど、でもなんだか最後は拍子抜けしてしまったのが本音です。
六花と葉月は生涯幸せだったのはわかるのですが、島尾はが最後まであの家に執着しつづけるとは思いませんでした。
六花と葉月の孫におじいちゃんと呼ばせようとした島尾に、実は葉月の体に島尾がいたときの子ではないか?って深読みしてる感想みたけど、たぶんおそらく、六花との子供をあきらめるしかなかった島尾が叶わなかったからこそ言わせようとしただけだと思います。
きっと葉月は島尾の分も六花を大切にしたんだろうなあ。それは旦那の部屋のものがそのまま残ってることでもわかりました。
そんなふたりの生活を見守りふたりが生涯を終えたのを見届けてから、やっと島尾も解放されたのかな。
そういえばラストの島尾はとても柔らかな表情になってたように思います。
天国でまた島尾と六花が出会え、島尾と葉月が言い合ったりしてる世界が広がっていてほしいです。
どうしてもラストがもやもやした終わりだったのですが、コミックはどうやら番外編がでてるようですね。
そちらを読んだらすっきりできるのかな??
- 作者: 河内遙
- 出版社/メーカー: 祥伝社
- 発売日: 2013/11/08
- メディア: コミック
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