「武道館」
朝井リョウさんの『武道館』読んだところだったからとてもこの言葉がしみました。
わたしはとくに女子アイドルヲタではないので恋愛することがそこまで悪いことだとは思わなかったんだけど、公造さんが言ってることはまさにこの本に書かれてることだなあと思いました。
碧と愛子の選択。それは自分で選んだ道。
とくに愛子が18歳で大人になったときから運命は変わりだしたんだと思いました。
でも最後の場面で大人になった愛子については詳しくは書かれてませんがきっと笑顔でステージにむかっていったんだったんだろうなと感じました。
朝井さんの小説はリアルでイタイ。でもそこが読んでいて気持ちいいです。
表面上だけでなくアイドルの内面まで迫る朝井さんは本当にハロ好きなんだなあと実感しました。
そんな彼が書いた作品だから安心して読めるし、最後まで楽しめました。
この本を読んだことで、これから女性アイドルを見る目が変わるような気がします。
- 作者: 朝井リョウ
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2015/04/24
- メディア: 単行本
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