趣味のはなし。

Twitter民。140字では語りきれないことをはきだしてます。

便利になるということ

星野:今、ダウンロードで1曲ずつ買える時代ですけど、昔は聴きたくない曲もアルバム単位で買って、聴いてるうちに好きになったりしましたよね。最初は無駄だと思っていたものから音楽の世界が広がっていくことがすごくあって。いまの便利さはとても素晴らしいけど、そういう無駄なプロセスがなくなってきたなあと思うんです。

RG:カセットテープの時代はお気に入りの曲を聴くまで、ほかの曲を聴くまで、ほかの曲もきかなきゃいけなかったですけどね。

星野:それが嫌なら編集して、ベストテープを作って、そこで編集力が身に付くっていう。曲間の秒数も全部自分で決めなきゃいけないですから。
星野源雑談集Ⅰより)
星野源雑談集1

これは本当にそのとおりだなあと思いました。
MDの時代も自分で編集したり、おきにいりの曲でベストを作ったり。
それが、いまはipodで簡単に曲を取り込むことができちゃいますもんね。

便利な世の中になる、その代償に失ったものもあるんだろうなあ。

自分で構築する技術、考える能力を飛び越えていまは手軽に手にいれることができるんですから。


同じことは書籍でも言えますね。
いまだったらネットですぐ手に入るから本屋さんに足を運ぶ機会がグっと減っているのかもしれません。
ですが、本屋さんにいってフラっとタイトルや表紙に惹かれて一目惚れ衝動買いで買うって行為も素敵だと思うんです。

・書店員さんのPOPで気になる小説に出会う。
・特集やコーナーで今のトレンドを知る。
・知らないジャンルの本を読んでその世界をのぞいてみる。
などなど。

これらは本屋さんに足を運ぶことで得る情報だと思います。

便利になること。
それは良いことばかりではない。不自由だから手に入るものもあるのかもしれないですね。